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イベント感想:ガンダムSUPER EXPO 東京2010 no comments
東京ドームシティー プリズムホールで開催された、ガンダムSUPER EXPO 東京2010ガンダムSUPER EXPO 東京2010
に行ってきました。
リンク先のイベントレポートにあるように、TVアニメやシリーズよりむしろ、ガンプラメインの催しでしたが、せっかく秋に劇場版公開を控えている00についても、あまりスペースがなくて残念でした。ガンプラでもジオラマでシーンを再現していたおととしの池袋のイベントの方が見ごたえがありました。声優さんの声を使ったクイズブースも今回はなかったし。
しかし、空いてたので並ばなくて買い物できたのは良かったかな。目当てのマイクロファイバータオルとマイスターマフラータオルは買えたけど、「ティエリア・アーデ専用学習帳」など専用ノートは売り切れでした。
ドラマCD「座布団」感想 no comments
※この記事は、成人向けコンテンツの内容を含みます。
原作本が絶版で、著者の方の同人誌でしか手に入らないそうです。簡単にあらすじ。
会社員森野要は、山九亭初助(さんきゅうてい うぶすけ)の技にほれ込んで、自分も落語家になるため内弟子入りする。初助は女役に定評があった。
あるときお座敷で、師匠の窮地を救おうと馬鹿げた尻芸をしたせいで、怪我をした要は兄弟子の寒也(かんや)とわりない仲になる。
その後師匠の高座を見た要は、寒也が以前初助と関係があったことを悟り、初助は自分と寒也を芸のために利用したと思う。
今は高名な落語家となった要=山九亭感謝は、師匠の葬式に寒也とともに列席し、初助の人となりに思いを馳せる。
主人公の要は、ペルソナ4のクマの人。この人がうまい。大学を卒業してから内弟子になったのに、かわいくていつも一生懸命で。テレビ映えもする愛すべきキャラクターとして適任だったと思う。内弟子仕事をそつなくこなす寒也の神谷さんは、優等生だけど小粒な感じは出ていたけど、「芝浜」の女房役を演ずるところは劣って見えてしまう。また、ご本人の容姿を知っているので、寒也の「大柄で短髪、男らしい風貌」というのは、そう思い込まないとそのようには聞こえないのは、ネット時代の欠点ですね。
落語はもちろん、都都逸あり、BLに当然の濡れ場もあって、声優さんたちは大変だったと思う。落語にも都都逸にも詳しくはない私には、お三方とも高座の場面は「落語家らしい」演じぶりだったと感じました。
残念なのは初助師匠の三木さんが、山口さんのモノローグで「すごい…!」と感嘆される素晴らしい落語家に思えなかったこと。もっとも、時代設定が昭和で、初助も昔の人なので、情念は秘め、にじみ出る色気、「すべてはらのなかに飲み込む」女のやり口を物にした男と言われれば、そういうものかという気もします。
ちなみに続編の「花扇~座布団2 初助編~」では、一層初助に焦点が当たっているためか、素直に「…すごい!」と思えたので、三木さん狙いならそっちがお勧めです。
p3p公式ガイド 続き no comments
おとといの記事が、買おうかどうしようか迷っている方の参考に全くならないことに気づいて追記。
P3PはFESベースなので、FESの攻略本があればいらないという考え方もあるようですが、私は買ってよかったと思いました。
・タルタロス各階で拾えるアイテム
・アルカナごとのペルソナリスト
・p3pで追加された、女主人公コミュのイベント選択肢、プレゼントアイテム
これだけでも嬉しかった。
プレイ時間が限られているため、なるべく多くのイベントを1プレイで見たい私にとっては、以上の情報だけでもありがたかったです。
それから、女主人公でやっていると屋久島で柏木に会えないとか、エスカペイドの男の客からアイテムをもらえるとかいうのも、この攻略本で初めて見ましたので…。
さて、風邪を口実にゲームびたりの年末年始。現在8/29 8/30のタルタロスです。きょうで第三階層を終わらせて二学期に進みたい。
no comments
P3Pの攻略本が出ましたね。
FESの時は、Amazonを待ちきれなくて、わざわざアニメイトまで買いに出かけたことを思い出しました。
携帯機なのを利用して、帰宅する電車でもプレイしているのに、まだ1周めの夏休みです。真田先輩との恋人フラグは既に逃したような気がします。
2009/12/13(日) 本『星の王子さまをフランス語で読む』 no comments
サン・テグジュペリの有名な本「Le Petit Prince」をフランス語で味わうための指導書。上智大学での講義をもとに作られたこの本は、「読みながら語学力を向上させたい人」のために、他に揃えたいものを四つあげています。
・原書
・フランス語の辞書
・フランス語文法が書かれた解説書
・フランス語動詞活用表(あるいは、変化表となっていることも。)
確かに、フランス語学習に必須なものであるので、初学者に親切な、そしてコンパクトな本です。文中でも分量に限りがあるので抜粋ではありますが、文法解説も含めて、短い部分をていねいに、味わうことができます。
この本を手に取った私は、もちろん、フランス語でこの名作を読みたい気持ちがあるのですが、その理由の一つとして、邦訳や英訳では、原文のエッセンスが抜け落ちてしまっているのではないかと疑ってもいるからです。
ゲーム「ペルソナ2罪」では、この作品の英訳から、一説が、淳の父親(元の人)が持っていたライターに刻まれていました。(設定資料集に見られる画像では、刻まれた英文は下記のものと異なっていたかもしれません。製作者がどの版を使用したのかは不明)
内藤灌の岩波版で親しんだ箇所ではあるけれど、私はなぜここで仏版を使わなかったのかとあじきなく思ったものです。
L’essentiel est invisible pour le yeux.
What is essential is invisible to the eye.
フランス語をかじったことがある方なら、上の原版と下の英訳(私の持っているのは一番安い、新書型のペーパーバックです)がほとんど一対一の単語対応で構成させているのに気づくことでしょう。ですが…違うのです。決定的に。
この本では、理解の助けに英訳もときどき対照されます。しかし、
>英訳は、ある意味で日本語訳より正確になり得るかもしれません。(中略)
>英文のはどこか劣ってしまいます。一輪の生花、それを精巧に模した造花、
>そんな感じがするのです。
と書かれています。意味はすくい取れているけれど、詩的ではない。いままで名状できなかった違和感が書かれていて、救われた思いがしました。
来年の春の仏検試験は久しぶりに受けようと思っています。